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第一章 防滑施工について

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世界が認めた滑り止めのスタンダード!

「Safe Stride®」とは、タイルや石材(大理石、御影石など)の表面が濡れた時の防滑性能を高め、歩行者のすべりによる転倒事故を未然に防ぐための液剤による特殊施工の呼称です。
各種タイル、御影石、大理石等は、美観やコスト、耐久性などの面から、床材として建築物に採用されることが多い。しかしながら、乾いている時と濡れた時のすべり抵抗値の変化が激しいため、滑りによる転倒事故を起こしやすいのです。
そこで、液剤を塗布するだけで景観をほとんど変えずに防滑性を高めることができるという施工法を1980年にアメリカの「Safe-Stride International, Inc.」の創設者であるRichard E. Colfels氏が開発し、以来、労働災害の防止や商業建築物・各種施設の安全対策、高齢者の保護対策など、多くの施設に採用され、世界各国で3千万平米を超える施工実績を誇る「滑り止めのスタンダード」と呼ばれるまでに成長いたしました。

「Safe Stride®」が日本に初めて紹介されたのは1990年、当時の日本でも年間15万件以上のすべりによる転倒事故が発生していたと言われていましたがバブル経済のただ中において、一部の公共施設や各種建築施設以外、それ程の注目はされませんでした。

1995年、米国より19年遅れて我が国でもPL法が施行されました。また同年に建設省により策定された『長寿社会対応住宅設計指針』に「住戸内の床・壁の仕上げは、滑り、転倒等に対する安全性に配慮したものとする。」とあります。
日本における床の安全性への意識が注目される契機となった年と言えるかもしれません。

今日我が国でも、バリアフリーやユニバーサルデザイン、ハートビル法(正式には「高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律」)など安全性や快適性およびユーザビリティに関するキーワードが関心を集めており、関連情報も容易に入手できる環境が整いつつあります。これを受けて、各種施設および様々な建築物における歩行者の“滑りによる転倒事故防止”は、リスクマネジメント上の必要条件として、今後益々注目されていくことでしょう。 次のページへ




2004.02.23

鈴木じゅうじん [文]
Written by Juzine Suzuki

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