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第二章 Safe Stride®防滑施工の特徴

床の使用環境に合わせて、防滑度合いの調整が可能です。【特徴3】

「Safe Stride®防滑施工」は、すでに敷設してある、セラミックタイルや自然石の床材を直接加工し、防滑性を付加します。その施工方法は、床材表面に対して「Safe Stride®防滑液剤」によって化学的に処理するものです。

セラミックタイルや自然石は、床材材質、使用目的、使用頻度、使用年数等によって様々な個性を持っています。そのため、本施工に際しては、最適な防滑効果を得るために前述の事項を把握し、光沢の変化を考慮しながら、専門の施工取扱者が事前のパッチテストによって対応する塗布液剤の濃度、塗布量、塗布時間、塗布方法を設計します。

また、床面での安全性は、摩擦係数あるいはすべり抵抗の絶対値だけではなく、床面が乾いている時と濡れている時、床面が濡れている状態での防滑施工前と施工後との数値の差にも着目しなければなりません。すべりによる転倒事故をなくすためとはいえ、極端に防滑度数を上げれば、つまずきによる転倒事故の発生を誘発してしまい、せっかくの防滑施工が意味をなさなくなってしまいます。「Safe Stride®防滑施工」が提供する快適な歩行環境とは、床面を全く滑らなくすることではなく、つまずくことなく滑らない、歩くことでストレスを感じさせない床性能なのです。ですから、歩行の安全性においては最適な摩擦係数値の把握が重要な要素になります。

例えば、新築物件のエントランスホールで、デザイン性が高く、光沢を優先させる必要があり、床面がぬれる頻度が少ないと認められる床の場合、温泉や銭湯など常にぬれた状態で滑りやすく、なおかつ、服を着用せずに裸足で歩行するような危険な床の場合、平面の通路とスロープの通路は同じ摩擦係数値でも体感的に滑り具合が違う福祉施設の外構通路の場合など、それぞれのケースで要求される防滑性能が違ってきます。「Safe Stride®防滑施工」は、それらの最適値を把握し、お客様のご要望と床材の使用環境に応じて、防滑度の調整を行なった上で、より安全な歩行環境を提供することができるのです。 次のページへ




2004.05.24

鈴木じゅうじん [文]
Written by Juzine Suzuki

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